鳥を愛でる会の鳥活Blog@主真愛教会

東京・文京区にある主真愛教会に通う、鳥好き有志による鳥活ブログです♪

【読書した】ダチョウはアホだが役に立つ!?

こんにちは!
ぱるです!

今年も暑い夏がやってきましたね~。



さて、今回は「ダチョウ」のお話です。




こんな本を読みましたよ!

「ダチョウはアホだが役に立つ」
塚本康浩著 幻冬舎 2021



比較的新しい本ですね!

著者はダチョウ博士と呼ばれる、ダチョウ研究の第一人者。
(現在は京都府立大学の学長も務めておられます!)

過去にもこの方の本を読んだことがありまして、
ダチョウ抗体の話が面白かったので、
この期にまた読んでみることにしました。







個人的には、ダチョウは、
小学生の時にCMでダチョウに乗って走っているシーンを見て以来
「いつか自分もダチョウに乗ってみたい!」とずっと思っていました。

某有名RPGのチョ○ボのようにね!笑


ちょっと調べてみたりもしたけど、海外に行かないとできなそう。。







ダチョウって神秘的な鳥ですよね。


空こそ飛べませんが、二足歩行の生物の中では地球最速だそうです。
(時速60km)

しかもその速度で30分も走れるんだとか!!驚異!!


四足歩行も含むならばチーターの方が速いようですが(時速100km超)、
トップスピードで走れるのはせいぜい数分とか。
まあそうですよね。



https://www.asahi.com/sp/articles/photo/AS20210923001721.html







タイトルにもある、「ダチョウはアホだが…」
ダチョウって頭のよくない鳥なんでしょうか??



本書の説明によると、
ダチョウというのは「ほんとうにアホ」で、
家族(パートナーや子ども)が入れ替わっていても、減っていても増えていても分からないとか、
1羽が急に走り出すとつられてみんな走り出して、遭難してしまったりとか
するそうです。(;^o^)





ニワトリもよく「三歩歩けば忘れる」とか言われますが、
もう少し繊細ですよ、、






聖書にも、ダチョウについての記述があるんですが。

だちょうは威勢よくその翼をふるう。
しかしこれにはきれいな羽と羽毛があるか。
(ヨブ記 39章13節)

そのとりでの上には、いばらが生え、
その城には、いらくさと、あざみとが生え、
山犬のすみか、だちょうのおる所となる。
(イザヤ書 34章13節)

山犬さえも乳ぶさをたれて、その子に乳を飲ませる。
ところが、わが民の娘は、
荒野のだちょうのように無慈悲になった。
(哀歌 4章3節)

わたしはこれがために嘆き悲しみ、
はだしと裸で歩きまわり、
山犬のように嘆き、
だちょうのように悲しみ鳴く。
(ミカ書1章8節)


なんとなく、ダチョウって良いものとしての書かれ方ではないのかなーと、感じていました。
ダチョウについて言及した説教は聞いたことがないですが。笑




でもそんなダチョウでも、
素晴らしいことがたくさんあるんです!!






ダチョウの卵から抗体を作るという話なのですが、
特に今はパンデミック下なので、
とても有用で希望あるお話だと思います。


抗体入りの商品はマスクだけでなく、アメなどもあるそう。




ダチョウはケガしたところをカラスについばまれても、
骨が見えるほどになっていても
気にしないくらい鈍感というか動じないそうですが、

その鈍感さと、
驚異的な回復力による賜物でしょうか。





「鳥」と一言で言っても、
その種ごとの個性の豊かさには本当にびっくりします。
奥深いですね。


著者の塚本さんも子どもの頃から本当に鳥が好きで、熱中して過ごし、
それを極めた結果ここにたどり着いたのだと思うと、
好きという熱情ってすごいなぁと改めて思いました。



この一連のコロナ禍の、一日も早い収束をお祈りいたします。

落ち着いてきたら、ダチョウと触れ合いに行きたいです!😆



それでは、また!






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